私は、25年以上の“デジタル × クルマ”における、オンライン分野において、自動車メディア運営に携わってきました。
まだあまり存在しなかった“クルマの情報”を発信し、オンライン上で閲覧しているユーザーたる、消費者が、“見たい、乗りたい、買いたい”のアクションをどれだけ得られるか!?、の勝負をしてきた社会人人生だったと思います。いわゆる消費者向けのＢ２Ｃメディア運営の醍醐味を、新車＆中古車の買取や販売を通して実践してきた25年だったと思います。

一方で、特に最近は消費者のデジタル完結がさらに加速しています。
「オンライン上で車を購入するなんて可能なの？」
いつのまにか、新車の在庫はメーカーのオフィシャルHPで検索が可能となりディーラー・販売店を訪問する回数は減り、中古車は当たり前のように、オンラインで検索して、自分にふさわしいモデルや価格を比較して、問い合わせて、試乗もせずに遠方の販売店で買う！なんていうことも、だいぶ“フツー”な時代になってきました。

単に、なんとなく多く「売れているもの」が良い買い物な時代ではなく、「自分らしい」相応しい買い物を、徹底的にオンラインで探し当てて、比較して、問い合わせて、買う！が当たり前の時代になってきたといえます。

不動産に次ぐ大きな価格といわれるクルマの購買においてもそんな傾向は顕著に高まってきました。消費者の購買行動の変化に対して、売り手の販売店の皆様も“オンライン上で選んでいただける、買っていただける”戦略が必要な時代です。

消費者が徹底的にオンライン上で、意思決定しきってしまう... 圧倒的デジタル完結時代においては、当然ながら、車を売る、ディーラー・販売店も圧倒的にデジタル上での在庫戦略、プライシング戦略の対応していかなければ、現在の消費者の購買行動に追いつけず、負けといわれる時代となったといえるでしょう。

弊社が、特にフォーカスしているのは、中古車業界において「透明性のあるプライシング」によって「選ばれる在庫」をどれだけ作りだすことができるか!?　と同時に、販売店の「在庫リスクを圧倒的に最小化」することができているか!?　です。
従来の「経験」や「勘」によってなされたプライシングや在庫を捌く属人的な判断では、このデジタルの時代を戦いぬくには相当…大変です。
精緻かつ膨大なデータ解析に裏打ちされた「マーケットインテリジェンス」を活用していただき、販売店の皆様とともにオンライン上でさらなる高みを目指した在庫と販売戦略活動を組みたてさせていただいております。
車を購入しようとする消費者が圧倒的にオンライン上で意思決定する時代になっている怒涛の時代において、単なる市場解析データの提供にのみならず、仕入れ、販売、利益の最大化を目指して新たな視点で経営を支援させていただきます。

どんな車も「人」がいなければ道を走ることはできません。今日も対向車線を走るドライバーが少しでも笑顔であれば、と想像しながら、パートナーの皆様とともに自動車流通業界の革新を進めてまいります。

代表取締役CEO　加藤拓人

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